プラネタリウム用シナリオ |
主催者
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募集内容
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ギリシャ神話をモチーフにした作品に限らず、星空の下で繰り広げられるラブストーリーから宇宙人や宇宙船が登場するSFものまで、天体や星に対する夢やロマンを持つ人であれば年齢・資格を問わない。小学校高学年から楽しめる、星座紹介が織り込まれた夏の番組の脚本(45分間)。応募作品はオリジナルで、未発表に限る。(毎日新聞より) |
まず、応募してみようと決めたその日に本屋へ行き、1999年度版天文年鑑を買って今年の夏に起こる天文現象を調べ、サンシャインプラネタリウムの機械とその性能や過去にやった番組なんかを調べて、と、そう言った準備に1週間は費やしました。何しろプラネタリウムですからテレビやラジオと異なった表現方法が要求されるじゃないですか。その辺は綿密にやっておかないと。
このシナリオの場合、表現しなければならないことやお客様の顔が見えているので、そう言う意味では書きやすかったですね。ただ僕の悪い癖で、既存のものと一緒と言うのが許せない。だから今回も敢えて今までのプラネタリウム番組の構成と一線を隔してやろうと考えて書いてしまいました。自分にとってはささやかな挑戦だったんですが、それを理解して頂き優秀賞まで頂いちゃって。他の受賞作品と比べると、よくもまあこんな地味な話が受賞できたと、ちょっと驚きです。(社内報のインタビューより) |